まだ去年の話をしてるんかい。させてほしい。でも実質今年の2月くらいまでのメイクの話だからいいよね。
■ベースメイクの話
2023年秋はベースメイクをいろいろ試したくなって、特にリキッドファンデにお熱だった!
スポンジを濡らして使うのがこれまでは面倒に思っていたけど、仕上がりが今の気分にぴったりなので2024年春の今も続けています。スポンジは&beのブラックスポンジか、UUUNIのスポンジをローテで使用中。
ADDICTIONの「アディクション ザ ファンデーション リフトグロウ」を買ったときに一緒に「アディクション メイクアップスポンジ グロウフィックス」も買ったんだけど、手持ちのスポンジの消費が追いついていない。
リキッドファンデで特に良いなと思ったのは前述の「アディクション ザ ファンデーション リフトグロウ」。指で点置きして濡れスポンジで叩き込むだけでつるんとしたツヤ肌に仕上がるところがお気に入りです。色展開が豊富なのも良い。ぱぱっと塗るだけで自然に立体感が出るので、「顔の中心にしっかり伸ばして、外側は薄くグラデーションになるように……」みたいなテクニックが不要。急いでいる時にも確実にきれいにメイクできます。
色は002のポーセリンニュートラルを使っていて、「アディクション スキンリフレクト フィックス コンシーラー」の003 フェアピンクと相性が良いです。
その他によく手が伸びたのはルナソルの「カラーオイルセラム」。名前にもある通りオイルベースのファンデーションで、乾燥しにくいところと下地不要で使えるところが良かった!鼻周りの毛穴の調子が悪いときは角栓が目立つので部分用下地を使うとより良い。保湿力が高く、元の肌からうるおっているようなツヤが出てデイリーに使いやすく感じました。
気になるところをあげるとしたら、スポイトタイプなのが急いでいるときにはちょっと不便かも。あと、ツヤを生かすために粉はフェイスラインと小鼻周りだけにとどめるのが良い気がする。
色はなりたい肌印象に合わせるのがおすすめとのことで、珍しくピンク系のP01をチョイス。明るいピンク系だけど案外浮かずになじんで、自然なトーンアップが叶います。
下地はエクセルの「モチベートユアスキン」が本当に良い。いろいろなファンデーションと合わせてみたけど、どのファンデーションとも相性が良く、つるんときれいな肌にしてくれるんです。在宅勤務用メイクや休日の「ちょっとそこまで~」なメイクの時はこれとパウダーだけで十分。美容液成分を豊富に含んでいて乾燥対策もできます。
少しトーンアップしたい時や、皮脂崩れが気になる日はマキアージュの「ドラマティックフォルミンググロウベース」が良い感じでした。ミント系カラーにパールが入っていて、エクセルに比べると化粧感のある仕上がり。きちんとした印象になります。
テカリもカサつきも防ぐ仕様で、さらっとした肌触りに。塗るだけで陰影がつくのも特徴で、何も考えずに肌全体に伸ばしても小顔に見えるんだとか。実際に小顔に見えるかは置いておいて、明るいミント系下地なのに顔全体に使っても顔が膨張して見えないのはすごい。
下地もいろいろと発売されたシーズンでしたが、この2つが気に入ったのであまり買わずに済みました。
フェイスパウダーはその分冒険してみたくなって、粉なんて特に消費するのが大変なのにまた在庫を増やしてしまった……。
使って即「これは良いぞ!」と思ったのはランコムの「アプソリュ エッセンス イン パウダー」でした。粉がとにかく細かく、肌に密着して毛穴をきれいにカバーしてくれるんです。パウダーにうるおい成分が入っているそうで、つけるとちょっとひんやり。これは暑い時期に使ったら気持ちよさそう。夏場の化粧持ちはまだわからないけれど、乾燥崩れは防いでくれます。
絶対にテカリたくない~なんて日は夏に引き続きmuiceの「ヨレンパウダー さらポアカバー」を使っていました。最近使い切りまして、同じような役割として次はロムアンドの「バックミーノーセバムパウダー」を使っているのですが、今のところmuiceの方がテカリ対策も乾燥対策にもなる気がしています。ツヤタイプも持っているので、さらポアカバーとどっちが良いか今後試してみます。
あとはこれまで避けていたラベンダー系のパウダーに挑戦してみました。SUQQUの「20th アニバーサリー フェイス コンパクト 103 透艶 - SUK ITSUYA」です(限定品につき販売終了)。ハイライト的に、メイクの仕上げに目周りやおでこにサッと重ねると透明感がプラスされて感動。白くならずに顔色を気持ち明るくできるので、粉で印象チェンジするって良いなと改めて感じました。
その流れでコスメデコルテの「ルース パウダー」はとても楽しく、00、01、02、07、101を気分で使い分けています。一生使い切れないかもしれない。リニューアルにあたって新たに追加された「イルミネイトツヤ」の01と「シースルーマット」の07は使用頻度が高いです。フェイスラインとテカらせたくない小鼻は07、頬には01……のように部分で使い分けることもあります。
■チークの話
2023年秋冬のポイントメイクはマスカラとチークへの関心が高く、これは韓国アイドルの影響を受けていました。チークは高い位置にさーっと広く入れるのがかわいいなと思い、淡いピンクを久々に使うように。きちんと感を出したい時はベージュを使っていました。
ピンク系チークで気に入っていたのはエクセルの「シームレストーン ブラッシュ SB02 シスター」。薄づきな上にベージュを含んだ色味なので自然になじみます。もう少し青みを出したい時はセザンヌの「チークブラッシュ 03 ミルクモーヴ」をチョイス。これまでの私なら選ばない色なのですが、使ってみたら意外と浮かず、透明感を引き立たせることができて気に入りました。でもやっぱり「05 メープルアプリコット」を使った日に周囲の評判が良かったのであくまで自己満足です。
あと、春になっても活躍しているのがNARSの「アフターグロー リキッドブラッシュ 02799 ORGASM」。ちょんちょんと3点くらい頬につけて、ベースメイクの流れで濡れスポンジでトントンと叩き込むと自然に血色感とツヤをプラスできます。「02799 ORGASM」のカラーは現在のカラーバリエーションの中で唯一パール入りなのですが、パールで毛穴が目立つこともなく、健康的なツヤ肌になるところがうれしい。頬に広げてからそのまま鼻先、顎先にも気持ちのせるとかわいい気がします。
■アイメイクの話
2023年秋冬は束感まつ毛を意識していたので、それっぽいマスカラをいろいろと試していました。その中で気に入ったのは話題になっていたキングダムの「束感カールマスカラ」。ピンセットを使わずに1本で束感まつ毛をつくることができて、カールキープ力も高く感じました。クリアブラックの色味もやりすぎ感が出なくてちょうどいい。
マスカラは春夏に引き続き黒を選ぶことがほとんどでした。
アイシャドウは秋にさまざまなブランドからパレットが発売されて、うれしい悲鳴をあげていました。仕上がりに安定感があるというか、急いでいるときも確実にきれいにきまるな~と感じたのはクレドの「オンブルクルールクアドリ 8 Warm Ocean Sunset」です。どう使っても上品。お仕事メイク向きかも。
色合わせがおしゃれだと思ったのはRMKの「シンクロマティック アイシャドウパレット」。どのパレットを選んでも洒落てるけど、私は使いやすそうな「03 コンパッショネイト」を買いました。血色が悪くならずにスモーキーアイを楽しめるカラーです。特にパレット右上のマットなブラウンの存在が良い味出してる。全色使いはもちろん、パレット内で2~3色選んで使うと全色使いより軽やかになって良い感じ。
あと、秋コレクションをきっかけにルナソルの良さを再実感して冬コレクション、春コレクションもパレットを買っています。「アイカラーレーション」のラメって唯一無二の輝きだなと思いました。
秋コレクションで発売された「21 Melting Nebula」は普段の自分ならあまり選ばない色味なんですけど、発表会でつけてもらったらかわいくてかわいくて。右上のラベンダーを上瞼の際に入れて白抜きのグラデーションにする使い方が新鮮でした。左下の青みピンクの塗り方次第で華やかさを調整できて、意外と複数のメイクパターンを楽しめます。
ホリデーシーズンの限定色「EX37 Meteor Night」はなぜこれが限定?と思ってしまうベーシックな色合わせ。右上のゴールドラメがホリデーシーズンの特別感を出してくれてテンションが上がりました。あと、左上のライトベージュが涙袋にとても良い。
春の新色も買ってめちゃくちゃ使い込んでいるのですが、これはまた春夏メイクの話の時に語れたら良いなと思います。
■眉毛の話
お恥ずかしながら、アイブロウサロンに2023年秋初めて行ってみまして。やっぱりプロに整えてもらうとメイクがとても楽になるな~と当たり前の感想を抱きました。ベーシックな眉をつくりやすくなるとちょっと遊びを入れてみたくなって、ラメ入りのアイブロウアイテムにトライしてみました!
まずはケイトの「デザイニングアイブロウ3D (グリッター)」の「GL-1」。一番濃いブラウンはパール控えめ、中間色がしっかりラメ、と色によって質感が違うところが使いやすかったです。今のところ、アイブロウパウダーでラメを取り入れるなら眉頭のあたりにだけ使うとやりすぎ感が出にくいように思います。
キラキラアイブロウをもっと手軽に楽しむならアイブロウマスカラがちょうど良く、これもケイトの「3DアイブロウカラーN(グリッター) GL-1」で楽しんでいました。色味が明るく、ラメが浮かないところが使いやすく感じます。
ここからは勝手な想像なのですが、これがしっかり色づくミディアムブラウン~ダークブラウンだったらラメが浮いて見えてしまうような気がします。ベースを明るいブラウンにすることで肌なじみを良くしているのでは。
■リップの話
リップは春夏に引き続きジルスチュアート ビューティの「タイムレスグロウ ルージュティント」「クリスタルブルーム リップブーケ セラム」がお気に入りでした!特に「タイムレスグロウ ルージュティント」の秋限定色「104 autumn jazz」は定番色にしてほしいくらいの勢いで使っています。
www.jillstuart-floranotisjillstuart.com
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でも、周囲に褒められるのはなぜかプチプラのリップの日が多く……(笑)、セザンヌの「ウォータリーティントリップ 06 ピンクベージュ」とKiSS「リップアーマー 01 スチームヌード」をよく人におすすめしていました。
その他は相変わらずUNMIXが好きで、吉川さんのSNSを参考にこれまで少し苦手意識のあったダークな青みリップ「モイスチャーリップスティック グロウ 06 ブラックチェリー」をほんのりつけるのに挑戦していました!薄膜処方なので、ポンポンとつけるとほんのり暗さと青みが足されて、見た目よりも「THE 青!」って仕上がりにはならないんですよね。ちょっと大人っぽい印象になるのが新たな発見でした。
モイスチャーリップスティック グロウ 06 ブラックチェリーunmixbeauty.com
2月上旬に出産をしたので前回の更新からだいぶ間が空いてしまいましたが、この勢いで春の話もしたいところです。産後も人が家に訪問するときや、数少ない外出の時はメイクが気持ちを彩ってくれました。メイクの力はすごい。