アッチャアッチャって結局何?

2019年4月10日に発売されるアンジュルム最新シングル『恋はアッチャアッチャ』を聞いた。

 

その中に「恋がわたしのすべてじゃないけど」という歌詞がある。

 

私がずっとモヤモヤしていたことが言語化されているような気がして、この歌詞を発端に思ったこと/考えたことをメモとして残したい。




自分は常々、周りの人に対して平等に親切でありたいと思っている。

友達も後輩も先輩も恋人も、自分が役に立てそうであれば手を差し伸べたいし、逆にこの人にとって今自分は必要でないと思えば距離を置きたい。

こういうこと言うと冷たいとかドライだとか言われがちだが、友達・恋人であるから連絡を頻繁にとらなくちゃいけないとか、なんでも教えなくちゃいけないとか、優先して予定を空けなくちゃいけないとかは無いと思う。

必要なことは聞けばいいし、必要でないことは聞かない、自分からも言おうと思わない。

予定も早い者勝ちで入れるし、言われない限り予定を空けておくこともあまりない。

 

人間関係で何かあった時いつも思うのは、自分をつくるものはあくまでも日々の仕事や今まで続けてきた趣味であって、人間関係によってつくられるものは+αにすぎないということである。

自分と一番長い関係を築いているのは自分であって、自分を形作るものは日々の思考や自ら望んで触れてきた思想、芸術、価値観だ。

例え長年付き合った恋人や友人と別れても自分の人生は続いていくし、誤解を恐れずに言えば親が亡くなっても自分の人生は続く。

事実、大学四年間付き合った彼氏よりも、大学三年の時にハマった松浦弥太郎の本の方が今の自分に影響を与えていると思う。

そう、まさに「恋がわたしのすべてじゃない」し、つんく♂風にいえば「彼氏って言えど他人 仲間って言えどライバル 家族って言えど家族で 私ってやっぱ私」である。

 

私には友人や恋人以外にも大事にしたい趣味があるし、仕事も勉強も日々をつくる大きな要素だと思っている。

仕事をして、勉強をして、それに加えて映画もアニメも観たい。本も漫画も読みたい。音楽も聴きたい。展覧会にも行きたいし、喫茶店でゆっくりもしたい。ネットで情報も集めたい……。人生は大切なことをやりきるにはあまりにも短い。

 

だからこそ自分は周りの人の時間を奪うことに罪悪感に近い感情がある。

ただただ無為に連絡をとる時間で記事が一本書けるかもしれないし、勉強ができるかもしれない。体調を整えるために睡眠をとる時間にあてても良い。

私以外の人もまた、私との関係がその人の全てではないのだ。

 

ゆえに、友達や恋人と共に過ごすならその時間は大切にすべきであるし、自分のために時間を割いてくれることに感謝しなければと思う。

そしてまた自分がその人たちのためにできること、その人たちにとって最善の環境となるような選択をしていきたい。

必要であれば駆け付け、役に立ちそうな情報は提供し、その人の人生のステップにおいて自分が必要でなさそうな時は距離をおき、また一緒になにか楽しめそうであれば共にありたい。つまり、自分は自分と関係する人それぞれとパートナーとして関わっていきたいのだ。

 

どのような名がつけられた関係であっても、お互いが自立したひとつの存在としてコミュニケーションをとることが健やかな人間関係だと思う。

一緒にいれば即ち幸せ、一緒にいなければ不幸せな関係は私の中ではなんか違う。

ひとりでいても、一緒にいても楽しい関係をどの人とも築きたい。

 

幸せとは何なのかをよく考える。

自分は幸せとは思考の結果手に入れるもので、他人から与えられるものではないと捉えている。

これをすれば自分は幸せになれる、こう過ごせば自分は幸せでいられる。そういったものであって、結婚すれば幸せだとか、好きな人にサプライズをしてもらったら幸せだとかそういうふわっとした価値観は正直よくわからない不安定なものだと思う。

自分の幸せは自分でつかむ、というか自分で感じていくものであって、それは他者に依拠しない。

 

そんな思いとは逆に、共依存関係に陥りやすい人生を送ってきた自覚もある。

その人の何かを好きになって付き合っても、次第にその人の面倒をみるようになって、恋愛感情を抱けなくなってもその人を見捨てられないという理由でずるずると関係を続けてしまうことが多かった。

元々自分を女性として見て欲しくない、性別関係なしに一人の人間として扱って欲しいという欲求に応えてくれる相手が少ないため、それを満たしてくれる人を失いたくないがためにそうしてしまうのかもしれない。

 

ものすごくわがままなことを言っていることは承知の上であるが、自分を一個体として捉え、外見やバックボーンではなく思考の在り方や感じ取って表現したこと、生活のテンポなどの内面を評価して、互いの良きパートナーとなれる人が現れたら今まで抱えてきたことの荷が下りるのかもしれないと思ったり、

周囲の発言で自分の考えが揺らいだ時にそれはその人の価値観であって君のものではないだろうと当たり前のように言ってくれる人がいたら、他者から与えられる幸せを感じることが出来るのかもしれないと心のどこかで期待したりしている自分がいる。

 

このような思いから友人も恋人も自分にとっては等しくパートナーであってほしいが、あくまでそれは自分の価値観での捉え方である。

世の中自分とは違う考えで人間関係を捉えている人の方が圧倒的に多いのだから、これからも今まで同様に悲しく思うことも傷つくこともあると思うが、そんな時は『恋はアッチャアッチャ』の船木結パートを聴き、巧みな節回しに都度感嘆するのだろう。

 

アンジュルム26枚目のシングル、『恋はアッチャアッチャ/夢見た 15年』は4月10日発売です。

アンジュルム『恋はアッチャアッチャ』(ANGERME [Love is Accha Accha])(Promotion Edit) - YouTube

 

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